削除依頼・投稿者の特定
5ちゃんねるや2ちゃんねるなどへの
悪質な書き込み削除のご相談は弁護士へ
弁護士コラム
悪質な口コミや画像が投稿されると、風評被害につながるおそれがあるため、削除を検討している方も多いはずです。悪質な口コミを削除できるかどうか、詳しく紹介します。
一休.comに投稿された悪質な口コミ・画像は、削除できる可能性があります。
ただし、基本的には運営に連絡をして削除を行うという流れになります。対象となるホテルや旅館、レストランなどの事業者が自ら削除することはできません。
悪質な口コミを放置していると、風評被害により予約者や利用客が減る事態にもなるため、迅速に削除請求を行うようにしてください。
一休.comに投稿された悪質な口コミや画像の削除請求は可能ですが、無条件で削除してもらえるわけではありません。運営側は、「クチコミ利用規約」の第4条に違反していると判断された場合に、削除を検討する可能性があります。
クチコミ利用規約で禁止されているのは、以下のような投稿です。
運営側へ削除請求をする前に、まずは「クチコミ利用規約」を確認し、問題となっている投稿が、利用規約のどの部分に違反しているのかを確認するようにしてください。
クチコミ利用規約に反する悪質な口コミが投稿された際は、運営への削除請求が必要です。ここからは、どのような手順で削除依頼をすればよいかの具体的な流れや削除依頼文の書き方、注意点について紹介します。
投稿された口コミが「クチコミ利用規約」に違反している場合、以下の流れで当該口コミの削除請求を行います。
なお、口コミの削除請求をするには、問い合わせフォームの「ご質問内容」の欄に削除依頼文を記載します。具体的な記載内容は、以下の例を参考にしてみてください。
一休.comの口コミを削除してもらう際には、以下の点に注意が必要です。
なお、万が一、運営に対する削除依頼が難航した場合は、裁判所への削除請求(仮処分命令)の申し立てを検討してみてください。法的対応については、次章で紹介しています。
運営が削除依頼に応じてくれないときは、裁判所への削除仮処分の申し立てを検討しましょう。
削除の仮処分とは、悪質な口コミなどが投稿された場合に、裁判所の仮処分という手続きにより、問題の投稿の削除を実現する方法です。仮処分は、通常の裁判と比べると迅速に結論が出るのが特徴です。
削除仮処分の申し立ては、以下のような流れで行います。仮処分の手続きは非常に複雑なため、迅速かつ適切に対応するためにも、専門家である弁護士に依頼するのがおすすめです。
悪質な口コミを削除できても、すでに生じた被害については、削除請求では回復できません。すでに生じた被害の損害賠償は、口コミ投稿者に請求していくことになります。そのために、投稿者の住所や氏名などを特定する「発信者情報開示請求」を行います。
口コミをした相手を特定できれば、その方に対して損害賠償請求が可能になり、悪質な投稿であれば刑事告訴も可能です。
一休.comに悪質な口コミが投稿されたときは、すぐに弁護士に相談することをおすすめします。
一休.comに対する削除依頼は、専用の問い合わせフォームから行います。しかし、記載内容によっては運営から返答をもらえないケースや、誠実な対応をしてもらえないケースもあるかもしれません。
弁護士が代理人として運営側に削除依頼をすれば、態度が変わり誠実に対応してもらえる可能性があります。また、弁護士であれば、口コミによる権利侵害があったことを法的根拠に基づいて説得可能です。そのため、利用規約の解釈などで何度も運営側とやり取りする必要がなくなり、早期の口コミ削除が期待できます。
弁護士に依頼すれば、弁護士が代わりに運営側と交渉するため、悪質な口コミについて交渉し続ける精神的ストレスから解放されます。
また、不慣れな削除依頼の手続きに時間や手間を割く必要がなくなるため、本来の業務に専念可能です。
運営側が口コミの削除に応じてくれないときは、裁判所の仮処分の申し立てを検討する必要があります。また、投稿者に対して損害賠償請求や刑事告訴をするのであれば、投稿者を特定するために、発信者情報開示請求などの手続きが必要です。
このような法的手続きは、一般の方では対応が難しいため、専門家である弁護士に任せることをおすすめします。
一休.comに掲載された悪質な口コミは、利用規約に違反する内容であれば、削除に応じてもらえる可能性があります。規約違反の疑いがあるにもかかわらず、口コミを削除してもらえない場合は、弁護士が対応することで運営側の対応が変わることもあります。お困りの際は、弁護士へ相談しましょう。
一休.comに悪質な口コミが投稿されたときは、すぐにベリーベスト法律事務所までご相談ください。
ベリーベスト法律事務所は、北海道から沖縄まで展開する大規模法律事務所です。
インターネット上の誹謗中傷や風評被害などのトラブル対応への知見が豊富な削除請求専門チームの弁護士が対応します。削除してもらえなかった投稿でも削除できる可能性が高まります。
誹謗中傷や風評被害などのインターネットトラブルでお困りの際は、お電話やメールにてお問い合わせください。
※記事は公開日時点(2025年06月16日)の法律をもとに執筆しています