削除依頼・投稿者の特定に関する
用語集

エゴサーチとは

読み方 えごさーち

エゴサーチ

エゴサーチとは自分で、自分の本名やハンドルネーム、ユーザーIDなどをインターネットで検索して世間の評判や書き込みの内容をチェックすることをいいます。

エゴサーチは有名人、著名人のみならず一般人でも行うケースは少なくありません。インターネット上に、虚偽の内容や、誹謗中傷等が書き込まれていると日常生活や就職活動などに悪影響を及ぼすおそれがあるからです。

また企業も自社の評判や自社への批判を調査するためにエゴサーチを行うことがあります。さらにエゴサーチによって、新製品の開発や販売網の修正などがなされることもあり、マーケティングの一環にもなり得ます。

エゴサーチの方法

エゴサーチは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンのみならず、各種SNSや動画投稿サイトでも行う必要があります。GoogleやYahoo!では主にWebサイト等の情報を取得して検索結果に表示させているため、SNSや動画投稿サイトの投稿情報が表示されにくいからです。

(1)検索エンジンを用いたエゴサーチ

検索エンジンを用いたエゴサーチでは、まずは自分自身の本名やハンドルネームなどを検索窓に入力して検索します。同姓同名が多ければ地名や学校名、会社名や趣味のサークル名などを追加して検索すると、よりご自身の情報に近づけます。

検索エンジンを用いて検索する場合、自社サイトやご自身のブログなどの情報を除外するときは除外したいURLの前に「-」を入力しましょう。

検索エンジンでは検索ワードを入力すると「サジェスト」と呼ばれるワードが提案されることがあります。ご自身の名前にサジェストが表示された場合はサジェストワード込みでも検索しておきましょう。

また検索結果の下部に「他のキーワード」が表示されます。このワードも同時に検索することで、より多くの情報を入手できます。

(2)SNSでのエゴサーチ

ご自身で頻繁に利用しているSNSはもちろんのこと、使用頻度が低い、もしくは登録していないSNSでもエゴサーチを行いましょう。

日本国内であれば、多く活用されているTwitter、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokで検索するケースが一般的です。それぞれの検索窓にご自身の名前や名前+地名or属性などを入力して検索しましょう。

TwitterやFacebookにおいてはご自身がブロックしたりミュートしたりしているアカウントの情報は、検索結果に表示されにくい仕様となっています。エゴサーチの前に、ブロックやミュートを外したり、他のアカウントから検索したりするなどの対策を講じておきましょう。

(3)巨大掲示板でのエゴサーチ

2ちゃんねるや5ちゃんねるといった掲示板の投稿内容は検索エンジンの上位に表示されないケースがあります。まずは、それぞれの掲示板の「スレタイ検索」でご自身の名前等を検索しておきましょう。また過去のスレッドに誹謗中傷等が書き込まれている可能性もあるので、過去ログ倉庫も検索しておくと万全です。

2、エゴサーチで誹謗中傷や個人情報特定の書き込みが見つかった場合

エゴサーチには、自分への賞賛や共感などの書き込みを見つけられるというメリットがある一方で、誹謗中傷や個人情報の拡散などが見受けられることもあります。

こういったネガティブかつなんらかの権利が侵害されている書き込みを見つけた場合は、弁護士に相談するなどして被害の拡散を防止しなければなりません。インターネット上の情報は、まとめサイトや他のサイトへの転載などにより拡散されるリスクがあり、一度拡散された情報をすべて削除することは非常に困難です。早めに弁護士に相談をした上で、削除や投稿者への行為の停止を求める手続きに着手するとよいでしょう。

お役立ち情報

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